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日誌

外遊びの面白さ。

もうすっかり冬ですね。

ここ数年秋が短いなぁと感じるようになったのは私だけでしょうか?

ご無沙汰しております、きのしたです。

 

 

 

 

学びの森には月に2回、近くの公園で身体を思い切り動かせる「外遊び」の時間があります。

いつもより早く授業を切り上げて、だいたい60分ぐらい遊びます。

 

 

 

 

別にみんながしていることをしないといけないわけではありません。

ぼーーーーっとしててもOK。

ぷらぷら散歩しててもOK。

バトミントン、バレー、鬼ごっこ、だるまさんがころんだ、なんでもOK。

あ、もちろん「外遊び」に参加しないのもOKです。

 

 

 

 

この日は天気も良く、来ていた生徒の大半が外遊びに参加しました。

 

 

 

驚いたのは、ある生徒(Aくん)が参加したことです。

 

 

 

 

Aくんは、学びの森に通うようになってまだ1ヵ月。

前回外遊びに誘ったときには

 

 

「身体を動かすのは苦手で…」

 

<へー、そうなんか。ゲームとかしてるほうが好き?>

 

「そうですね、そっちのほうが好きです」

 

 

と参加しませんでした。

 

 

 

 

この時のやりとりから僕は、「A君は運動よりゲームとかのほうが好き」と思っていました。

これに加えて、休み時間などのA君の様子から、「みんなと何かするより一人のほうが好き」と思っていました。

もちろんこれらは仮説にすぎませんが、A君のことをそういったフィルターを通して見ていたことに変わりありません。

 

 

 

 

その仮説が今日、バチコーーーン!!!と壊されました。

 

 

 

 

<A君外遊びいこーぜー>

 

「はい、いきます」

 

 

マジで?!

 

 

 

 

<ドッチボールやろか>

 

「…」(スッ)

 

 

すんなり?!

 

 

 

 

とまぁ、この時点でだいぶ僕の仮説はぶち壊されたわけですが、面白いのはこれからでした。

 

 

 

 

ドッチボールをしているとき、A君は最初、ボールを頑なに投げようとしませんでした。

 

 

<ほら、A君も投げーや!当てたれ当てたれ!>(ボールをA君にパス)

 

「いや、僕はいいです!」(A君ボールを返す)

 

<いやいや、ええやん!投げてや!>(再びボールをA君にパス)

 

「いや、投げれません!」(再びボールを返す)

 

 

このやりとりが4ターンぐらいありました。

 

 

 

 

でも何でかわかりませんが、しばらくすると、急にA君がボールをキャッチ!

そして思い切りボールを投げたんです!

 

 

 

 

投げれるやん!

しかも当ててるやん!!

周りの生徒やスタッフも驚きました。

 

 

 

 

そこから、A君のプレーがもっと積極的になっていきます。

ライン際のボールに飛びついたり、ボールをキャッチしたら果敢に当てにいったり…。

 

 

 

 

僕の仮説は一体何だったんだと思いました。

先述したやり取りから僕がつくりだしていたA君像は見事につくり変えられました。

 

 

 

 

こんな瞬間があるから、「外遊び」って面白いなと思うんです。

また、こういう瞬間はたぶん生徒にも起こっているんだろうなとも思います。

 

 

 

 

だって、学びの森ではスタッフも全力で外遊びに参加するんですから。

たぶん生徒も「あの先生こんな一面もあるんや」とか「こいつ大人気ないな」と思う瞬間がきっとあるはずです。(たぶん僕が一番大人気ないと思われている…)

でも、それがまた新しい関係を作っていくような気もします。

 

 

 

 

スタッフから見た生徒の姿も、生徒から見たスタッフの姿も、コロッと変わる「外遊び」。

月3回ぐらいに増えないかなぁ~

体育館も使いたいなぁ~

そんなことも思ったひとコマでした。